常識を身に着けるのは難しい
地理に弱い事が判明
久しぶりにテレビを見ていたら天気予報で北日本は~と言っていた。
その時なんとなく見ていたが北日本ってどこからどこまでだかわからなかった。
北陸って入るのか?
甲信越とかよく言うが関東ではないのか。
甲信とかも聞くよな。
なんで同じようなものがバラバラ別れてるんだ。
面倒だなぁ。
たぶん中学校か小学校で習ったはず。
忘れてるんだろうなぁ。
最近小学生だと思われる年齢の子と話す機会があるので、数年後には奴らに追い抜かれるんじゃないかと不安。
お年玉どうすっかなとか考えている場合ではない。
まともな大人になる為に調べてみることにした。
いつも通りネットはカオス
なんだかネットで調べるとなんだか色々な情報があるがいつも通りどれが正しいかわからない。
ので、.go.jpで絞って検索。
微妙な検索結果。
とりあえず統計局のリストを見てみる。
http://www.stat.go.jp/data/shugyou/1997/3-1.htm
北海道:北海道
東北:青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島
南関東:埼玉,千葉,東京,神奈川
北関東・甲信:茨城,栃木,群馬,山梨,長野
北陸:新潟,富山,石川,福井
東海:岐阜,静岡,愛知,三重
近畿:滋賀,京都,大阪,兵庫,奈良,和歌山
中国:鳥取,島根,岡山,広島,山口
四国:徳島,香川,愛媛,高知
九州:福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島,沖縄
10個に別れてるのか。
はぁ、北日本はないな。
東日本てどこよ。
甲信越は無いんか。
なんだかなぁ。
別のものを見てみる。
環境省ページがあった。
地方環境事務所の所在地らしい。
https://www.env.go.jp/region/
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州
7個に別れてた。
実際の区分けよりもこういうものの方が効率考えて置くから実態に近くなりそうなんだよなぁ。
まぁ、常識を身に着けようと考えるからには実際の区分けがわからんとまずいわな。
なんとなく国土地理院が区分けしてる奴が常識っぽいと思うのだが引っかかってこないな。
国土地理院てガバメントのドメインじゃないのかな。
国土地理院を検索ワードにいれて .go.jpで検索するとこんなのが出てきた。
http://www.gsi.go.jp/LOCAL-index.html
地方測量部のエリアマップのようだ。
北海道地方測量部
東北地方測量部
関東地方測量部
北陸地方測量部
中部地方測量部
近畿地方測量部
中国地方測量部
四国地方測量部
九州地方測量部
沖縄支社
9部と1支社に別れていた。
沖縄はまぁ部と呼ぶほどでかくないのだろう。
そりゃそうか。
他に比べて面積狭いものな。
なんかこういう規定で分けてますみたいな資料ないのかな。
ペチペチHPを見ていくと国土地理院の本院は茨城のつくば市にあるという情報を得た。
学園都市あたりか?
外国人にわかりやすいようにという表現がちらほら。
検討会まであるらしい。
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa41015.html
左様で。
ローマ字表記の書き方を見つけた。
地方はなんていうんだろう。
http://www.gsi.go.jp/common/000111876.pdf
道と府はPrefectureで、都はMetropolisか。
青梅が例外の例として取り上げられている。
地方乗ってないな。
普通に考えればregionだろうな。
電子地形図は
北海道地方|東北地方|関東・北陸・中部・近畿地方|中国・四国地方|九州地方|沖縄地方
と6種類に分け、10個に分けているもよう。
東日本どこだよ。
政府もカオス
仕方が無いので東日本で.go.jp検索。
地震の事ばっかだわ。
北日本で検索。
気象庁が出てきた。
ああ、テレビのはこれだわ。
天気予報だもんな。
オレがこんな事になってるのは全部こいつらの仕業か。
気象庁予報区分
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kisetsu_riyou/division/index.html
全般季節予報
北日本:北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
東日本:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
西日本:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
沖縄・奄美:沖縄県
この四地域に別れているらしい。
はぁ、地理的に気象が分かれているからかね。
県単位を基礎にしてるのか。
ページにあるマップが日本海側と太平洋側で別れているのはやはり地理的に気象が変わるからではなかろうか。
注意書きに降水量と日照時間は沖縄・奄美地方以外をさらに日本海側と太平洋側で分けて七地域にしているとある。
もう一つあるのが地方季節予報の予報区分。
地方季節予報
北海道地方:北海道
東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東甲信地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸地方:新潟県、富山県、石川県、福井県
東海地方:岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿地方:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県
四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州北部地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県
九州南部・奄美地方:山口県、宮崎県、鹿児島県
沖縄地方:沖縄県
山口県と奄美地方の扱いが微妙な気が。
まぁ実態はそうなのかなぁ。
単純に観測台から近いから分けてたりしないんかな。
日本海側と太平洋側でやはりいくつか別れるらしい。
山陰、山陽もこの区分だわ。
しかし青森県はまっぷたつに分かれるな。
そんな分かれるっけ?
青森は通ったことあるしフェリー待ちで図書館とか行ったことあるよな。
道端に無人販売所でりんごがなんちゃらとか見かけたな。
あれも十年くらい前か?
なんか実感がわかないわ。
とりあえず東日本は分かったぞ。
いまいち腑に落ちない
人口を元に分けるとか、地形を元に分けるとか色々あるもよう。
それぞれがそれぞれの都合で分けてるっぽいな。
じゃあ自然はどうなるんだと調べると環境省がヒット。
植物の論文っぽいマップが見つかる。
環境省自然環境局生物多様センター
http://www.biodic.go.jp/reports/2-3/hyou/a042_001.html
奴らは命掛かってるから適当には生えない。
というか生き延びれないところでは生きれないだろうからこれがまさに自然な区分けな気がする。
本文に
”なお地域的な集計は、都道府県を基本単位として行い、その上位区分である地方区分については、種々の方式が存在し一定しないところから、ここでは、植物の分布特性を把握しやすいよう、気候区分を考慮したものを採用した”
とあるからまさに今の私と同じような区分が一定してないよなーと考えたのだろうか。
「区分どうすっか」
という状況で、似たようなことを考えたのだろう。
まぁ、彼らに合った方法で分けたんだろうというのが実態かな。
たぶんこれが一番良いものだろう。
世間には通じないだろうが。
どうも7地方区分が常識っぽい
もはや当初の目的は果たせそうにない。
誰もが都合の良いように呼ぶらしい。
私も競争相手が小学生だから小学生の知識で調べてみよう。
何事も相手に合わせるのが一番だ。
楽だからな。
ということで出版社を探すと。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/question/j/syakai.html#q5
https://www.teikokushoin.co.jp/q_and_a/geo/#q12
の2つがヒット。
どうも三重県が面倒くさいらしいな。
1903年以降地方7区分でこうなっているらしい。
Q5の上のQ4で東京都の都庁所在地も面倒な事になっているという要らない知識も増えた。
北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国・四国地方、九州地方
中国・四国地方は瀬戸内だからか?
なんか合体してるな。
これを分ける八地方区分というものもあるらしいな。
まぁ、文部省が義務教育で教えちゃってるんだからみんな7地方区分を知っているはずだろう。
そして話す相手は最近習ったばかりの子たちだ。
7地方区分でいいや。
なぞのリストを作成
さっき見た東京の都庁所在地が面倒なことになっている問題も気になったので調べる。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/question/j/syakai.html#q4
なんだか流れのまま放置してるような印象。
移転とかした時に一緒にかっちり直せば良かったのに。
なになに、地方自治法で条例で地方自治体が決めることになっているとのこと。
つーことは都庁か。
今都知事小池百合子だっけか。
見かけたことあるな。
サンシャイン歩いてたり近所のそば屋でそば食ってたよなこの人。
出身地は知らんがじもてぃー化してるならまぁ普通か。
続きを読むと、
国土地理院発行の地図はすべての市町村を記載するきまりがある。
はぁ。
新宿区は地方自治法で特別地方公共団体にあたる。
左様で。
通常の市町村と異なるから都庁所在地として新宿区を記載することができません。
変えればいいんじゃないか?
んで都庁はどうしてんだこれ。
下記ページがヒット。
http://www.seisakukikaku.metro.tokyo.jp/soumu/sonota/syozaiti.htm
”(1)都道府県庁の位置は、条例でこれを定めるよう、地方自治法で定められている。”
はぁ、知ってます。
”(2)東京都では「東京都庁の位置を定める条例」により、東京都新宿区西新宿二丁目と定めている。”
ということで新宿区が正解なんだな。
んで、国土地理院の地図に都庁の横に東京と書かれているので都庁から問い合わせたらのか。
”東京の23区は市町村ではないので名称を記載していないが、便宜上東京23区の総称として「東京」という表示をしたのではないか。」”
なんで自分のとこのものの回答が推測なんだ。
国土地理院はちゃんと調べてくれ。
んで実態に合わせたルールを新たに定義して欲しいもんだ。
都庁移転時に一応議論があって市町村じゃないとかの話も出て東京でいいかみたいなことになったんだろうか。
まぁ正解は新宿区だが特別特区、東京という記述もあるんだろうくらいにしかわからんな。
という事で私の相手を考えると東京と言った方が良さそうだ。
既に色々ありすぎて良く解らないので整理用に表を作った。
その表をhtmlでテーブルにして並べてみたがまぁ分かりづらい。
各都道府県の鳥、木、花、所属地方、その中枢都市、県庁所在地まで調べてリスト化した。
並べてみてみると、なるほど、常識はほぼ存在しないな。
適当すぎる。
常識でしょとかいう奴はきっと常識を知らないな。
地方区分はもう各々が適当に区分してるわこれ。
ドヤ顔で語ると黒歴史になるぞこれ。
たぶん、義務教育で教わる教科書通りの記載が一番常識に近いわ。
近いだけで合っては無いな。
まさかこうなっているとは。
やはり私は物を知らないのだなと思った。
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